高血圧は脳卒中や心筋梗塞といった脳心血管病の最大の原因です。若い頃には血圧が低くても男性50才、女性では60才を過ぎると日本人の半分以上が高血圧になります。2017年の統計では日本人の高血圧患者さんは4,300万人と推定されており、そのうち1,400万人は自分自身の血圧が高いことに気づいていないそうです。さらに高血圧と診断されていても治療を受けていない人が450万人、高血圧の治療を受けていても血圧が充分に下がっていない人が1,250万人も存在します。
高血圧は健康上の大きな脅威であるにもかかわらず、深刻な問題が発生するまでは何も症状が出ないことあります。私は高血圧の合併症である脳卒中・心臓病・腎臓病などの発症や進行を防いで、健康に長生きするために血圧の数値に関心を持っていただきたいと考えています。高血圧の治療は薬だけではなく食事や運動などの生活を整えることが重要であり、人生を通じた長いお付き合いなります。健康診断で高血圧を疑われた方、血圧が気になりだした方はもりもりクリニックにご相談ください。
参考文献
一般向け「高血圧治療ガイドライン2019」解説冊子・・患者さん向けに分かりやすく高血圧を解説
高血圧管理・治療ガイドライン2025. 日本高血圧学会