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食思不振・胃腸症状に漢方薬

胃腸の調子がいつまでも回復しない方には消化管の内視鏡検査や腹部超音波検査などで消化器疾患の否定を試みることをお勧めします。逆流性食道炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに対しては有効な西洋医学の薬剤があります。しかし内視鏡検査や画像検査を行っても原因が明らかにされないことは時々あります。このような時には漢方薬の出番です。胃腸の症状によって様々な漢方薬が治療の選択肢にありますので西洋医学の薬剤と併用してご提案いたします。

六君子湯(りっくんしとう):食欲がない、食べる気がおきない場合に有効です。お腹の膨満感にも効くことがあります。

補中益気湯(ほちゅうえっきとう):食欲・気力・体力を増進させる効果があります。コロナやインフルエンザなどの感染症後にだるさと食欲不振があるときには補中益気湯は良い適応となります。

真武湯(しんぶとう):冷え症で胃腸が弱い方の倦怠感・下痢・めまい・むくみに有効です。

五苓散(ごれいさん):急性胃腸炎による下痢・嘔吐に有効です。小児の嘔吐にも使用します。

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう):胸やけ・ゲップ・吐き気・下痢などの消化器症状に用いられます。

半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう):喉に詰まったような違和感がある場合に使用します。気分がすぐれない不安感を伴う吐き気に有効です。痰がからむ咳のときにも使用します。

大建中湯(だいけんちゅうとう):お腹が冷えて腸の動きが低下して腹部膨満感があるような方に使用します。腸の働きを整える作用があり便秘にも下痢にも有効です。腹部の手術後に外科医がよく処方している漢方薬です。

参考文献

  • あつまれ!!飯塚漢方カンファレンス 吉永亮 著 南山堂
  • Dr.浅岡の本当にわかる漢方薬 浅岡俊之 著 羊土社
  • すべての臨床医が知っておきたい漢方薬の使い方 安斎圭一 著 羊土社
  • フローチャート漢方薬治療 新見正則 著 新興医学出版社
  • 小児科ですぐ戦えるホコとタテ 岡本光宏 著 PartB 症候学 4 下痢・腹痛・嘔吐
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