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CKD 慢性腎臓病

CKDって何ですか?

慢性腎臓病(Chronic KidneyDisease)の頭文字をとってCKDと呼んでいます。3ヶ月以上にわたり腎臓に問題が持続するとCKDと診断します。腎臓の問題とは、採血で腎臓の機能が低下すること、尿検査や画像診断などの検査で腎臓に問題があることが判明したことで定義されます。CKD患者さんの総数は国内で2,000万人程度と推測されており、成人の5人に1人になるので決して稀ではありません。

腎臓の機能:採血でクレアチニンもしくはシスタチンCという物質を測定して腎臓の機能を数値で算出したものがeGFRです。このeGFRが低下するとCKDと診断されます。(GFRと糸球体 参照)

腎障害の指標:尿蛋白の測定と、尿の異常を顕微鏡で確認することが重要です。健康診断の尿検査はリトマス試験紙のような検査で簡便に尿蛋白や尿潜血の有無を判定しますが、CKDの診断のためには尿蛋白の量を正確に測定することが必要です。蛋白尿が多いほど腎臓に機能が低下しやすいこと分かっており、CKDの重症度を判定する重要な要素となっています。(蛋白尿 参照)また尿潜血が陽性であった場合も、本当に尿に赤血球がいるかどうかを顕微鏡で確認することが必要です。(血尿 参照)

健康診断で腎臓に問題がありそうと言われたら、まずはCKDに該当しないかどうかについて詳しい採血と尿検査を受けられることをお勧めします。

CKDは何が問題?

CKDと診断された患者さんは、将来的に腎臓の機能が低下して透析が必要になる危険性があります。さらに問題なの心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患の危険性です。これまでの研究から、腎臓の機能を失うことで、心臓や血管の病気に非常になりやすくなりことが分かっています。腎臓を大切にすることは心臓病や脳卒中を防ぐことになり、健康長寿につながります。

CKDの原因は?

腎臓の機能低下を引き起こす疾患は様々で、糖尿病性腎症・慢性糸球体腎炎・腎硬化症・多発性嚢胞腎などがあります。CKDを指摘されたら速やかに腎臓専門医を受診して、腎臓の機能を低下させている原因を推定することが必要です。さらに、CKDに進行には生活習慣病が深く関連していますので、CKDを指摘されたら腎疾患の治療だけではなく生活習慣を見直すことが望ましいです。CKDの悪化させる要因としては以下のようなものがあります。

  • 肥満
  • 喫煙
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 脂質異常症・高コレステロール血症
  • 睡眠不足
  • 鎮痛薬の使い過ぎ

腎機能を少しでも長く温存するためには様々な方向から、腎臓を大切にする努力が必要です。CKDと診断されたら、どのような改善策が選択できるか一緒に考えていきましょう。

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